«00031 メイン 00033»
 | トップ |  | ビル概要 |  | テナント構成 |  | 沿革 |  | アクセス |

観光カリスマ
坂本和昭のブログ


■2010-07-01-Thursday マイヒストリー17

私の性分は困ったことに気になったことは

徹底して調べたくなってしまうことだ。

先述したように、図書館やインターネットにも屋台に関する資料が載っていないから、ここは海外に行って実際に実地検証をするしかないと考えた。

まずは、商工会議所の議員研修旅行で6月21〜28日にアメリカのシアトル・ポートランド・ロサンジェルス・ラスベガスを回って屋台の面白さを体感して屋台推進派になった私は、家族旅行で8月6〜16日までアメリカのオーランドに行った時も屋台を見かけるとバシャバシャと写真を撮りまくったのだ。

こうなると、屋台がまちづくりに有効な道具のひとつであることを論理的に証明してみたくなってしまう。アメリカの屋台だけの調査では面白くない。もっと他の地域も調べたくなってしまったのだ。

「まちづくり・ひとづくり交流会」のメンバーに海外視察を働きかけたが、屋台を視察しに、自費で海外にまで行こうというメンバーがなかなか現れないのだ。青年会議所(JC)の活動は全てが自費で賄われるから、当然、旅費なども会議所から出ることは一切ない。だから中心で活動すればやたらと経費が掛かり、自分の懐はその分涼しくなることになる。私はそれが当り前だと思っていたが・・・。

成功するとは思えない活動に、金と時間を掛けて、もしも失敗したら無駄金になるとでも思ったのだろうか?

海外にまで自費で屋台の検証に行くというのは金銭的にも時間的にも難しいことだったのだろう。

仕方がないので9月4〜9日まで台湾に一人で視察に行って来た。香港にも行こうと思ったのだが、私一人ばかりが視察に行ったのでは、バランス上もまずいと考えて、TKLの事務局員の女子2人にお金を出してあげて同じ9月初旬に香港を視察してきてもらうことにした。「写真を沢山撮って来いよ」と言ったのだが、20枚ほどしか写して来なかったのだ。香港の屋台の人にカメラを向けるとギロッと睨まれるので恐ろしくて撮れなかったと言うのである。

確かに私も台湾の屋台で写真を撮っていて、屋台の人に追いかけられた経験があったから、女2人での海外での屋台調査は厳しいと感じたのであった。

補助金では海外視察には行けないが、国内視察ならOKである。自費で海外に行ってもらうのは難しいから、この国内視察に大勢で行くことにした。

17名のメンバーが参加して10月21〜25日まで福岡・広島・呉・大阪の4都市を観に行くことにしたのだ。

北海道新聞と十勝毎日新聞の記者にも働きかけて一緒に同行取材をしてもらった。この視察を詳しく記事にしてもらい一般の市民にも知らせようと考えたのだ。道新も勝毎も記者が競って原稿を書いて本社に送り、特集の囲み記事でそれぞれ4回ずつも連載してくれたので、広報活動はバッチリ上手くいった。

21日の夕方に福岡に到着してすぐに視察を開始した。屋台を運んで組み立てているところから取材するためだ。一旦ホテルに集合して4つの班に分担を分けて視察することにした。博多はこの当時200軒以上の屋台が営業していたからだ。各班は夜中の2時過ぎまで掛って屋台を視察して歩いたのだった。

私はこの国内視察で、大ショックを受けることになる。それは福岡市役所の屋台の担当者を訪ねた22日の午前中の事だった。17名で視察に行ってはいるが、メンバーの半分は物見遊山で「福岡市役所を訪ねるなんて退屈な事には参加したくない。せっかく、博多まできたのだから観光をしたい」と言うのである。楽しい屋台巡りには参加するが市役所での退屈なレクチャーには参加しないで観光に行くと言うのだ。

結局、この時に福岡市役所に私と同行したのは帯広市役所職員・帯広商工会議所職員・大学助教授・コンサルタントと新聞記者2名の合計7名だけで、他の10名は博多観光に行ってしまったのだった。

この福岡市役所の担当者が「屋台は法律で新規参入が出来ない。博多でも現営業者一代限りの既得権と決められているからいずれこの博多からも屋台は消滅する運命にある。貴方達が屋台を使ってまちづくりをしようとわざわざこの福岡まで来られたが、屋台は法律上無理だから、さっさと方向転換した方が良い・・・」という挨拶を最初にするのである。(この視察の内容は後日詳細を書くことにする)。博多の後に呉の屋台を見て少しは光明が見えてきたように感じた。行政が条例を変更しさえすれば屋台は可能だと思ったのだ。

私はそれなら、もっと海外の屋台を研究して、日本の現状の屋台とは異なる方法を考え出してやろうと思ったのだ。法律が厳しいシンガポールなら何か収穫があると思い、国内視察から戻った次の日の27〜31日までシンガポールに急遽出掛けたのである。

ダメだ、無理だと言われると逆に燃えてしまう性分なのだ。だから絶対に屋台でまちづくりを成功させてやると心に誓ったのだ。

しかし、私一人だけが視察に行くのも会の運営上のバランスが悪いと思い、頼み込んで他のメンバー2名にも11月中旬に韓国のソウルに視察に出向いてもらったのであった。(つづく)


■2010-07-02-Friday 北海道総合計画

札幌で「新・北海道総合計画」の会議が1日開催された。

平成20年3月に道庁が発表した今後10年間の北海道の開発計画「ほっかいどう未来創造プラン」の進捗状況を検証する委員会である。

自分たちで創った計画を自分たちで検証するのである。

創った直後に「リーマンショック」「政権交代」「ギリシャショック」などが次々と勃発したから前提条件が崩れた部分もすでに出てきた。

委員の一人が「弾力的に対応しては」と発言して皆が賛成し出した中で、私も手を挙げて「弾力的対応というものには基本的には賛成だが、10年間という長期的なプランなのだから、ここ2.3年で起きたことが、大きなベクトルを覆す重大な方向の転換なのか、それとも多少の谷であり山なのか判断の見極めは難しい。安易に変えてはいけないと思うので変える時には慎重な判断が必要だと思う・・・。」という発言をした。

10年間という流れのベクトル(方向性)は概ね間違ってはいないと思うからだ。

ところが、以前の会議で、私が「政権交代が起きたし、政治的には北海道で一番安泰だと思っていた十勝は中川昭一氏が亡くなって、最も混乱した地域になっている」という近況を発言したものだから、趣旨替えしたのか?と思われた様である。自分では一貫した発言をしているつもりでも、捉える人によっては違った意味に受け取られてしまうのだなぁ。

この種の会議では一人一人の発言時間が限られているから本意を正しく伝える技術というのも重要になってくるのだろう。

この日の会議の冒頭での高橋知事の挨拶で「これからの北海道は食と観光を重点的に・・・」という言葉があったので、観光について質問してみた。

観光客の入込客数の変化という指標に疑問があったからだ。

どうも、実態と発表されている数字とに乖離があるのではないかという疑問である。

この種の統計は、主催者発表の来客数を足し算するだけだと思うから、実態を現わしていないのではないかと思うのだ。

また、北海道は広いのだから、北海道観光と一括りにするのも「食と観光」に力を入れているという割には、あまりにも大雑把過ぎるのではないかと思うのである。

旧、各支庁単位とまではいかなくても、せいぜい4つ位の地域位に分けて表記する必要があるのではなかろうか?という意見である。

何処の地域で○○という事業を展開し、その成果によってこの地域の観光客の入込数が増えたというようなものでなければならないと感じたのだ。

千歳空港から入った日本人客が、どこの地域に観光に行くのかというのは、個人旅行が主流となった現代では、把握するのが難しいし、観光客も色々な地域を廻って歩くから、どこの地域に何人、何処の地かには何人という把握や分類も難しいだろうと思う。そもそも、観光客がビジネス客かを誰がどこで見分けているのだろうか?

何だか適当にこれくらいだろうという見当での数字なのではないかと思うのだ。(外国人観光客は団体客が多いから把握しやすいと思うが)

誰かが画期的なカウント方法を考え出す必要があるだろう。

この種の会議で委員になっているのに一度も発言したことが無い人が数人見受けられるが一体そういう方々は何の為に委員になっているのだろうか?

往復5時間も掛けて、札幌での会議に出ているのだから、発言もしないで帰るなんて私には考えられない。理解不能である。


■2010-07-03-Saturday 十勝乃長屋

帯広に新しい屋台村、

「十勝乃長屋」が2日にオープンした。

場所は「北の屋台」の道路(西1条)を挟んだ東側で、長さ(25m)・間口(11m)・軒数(20軒)・配置(中央にトイレと広場)などが「北の屋台」とほんとんど同じものである。

「北の屋台」が2001年7月29日にオープンして以来、全国各地に北の屋台をモデルとした屋台村が、私が把握しているだけでも、全国各地に30箇所以上も出来たが、これほど同じ様な形態の物件の登場は初めてである。

コンセプトが「北の屋台」とは大きく異なる様であるから、どのようになるか、今後の展開が面白くなってきた。

私はこの「十勝乃長屋」には全く関わっていないが、比較研究する材料としては、最適な物件が身近に出来たことになる。

しばらく経ったら飲みに行こうと思っている。


■2010-07-04-Sunday W杯

今回のW杯サッカーは変わった試合が多いなぁ。

ウルグアイ対ガーナ戦は、特に変わった試合であった。

両者1対1で延長戦になり、その延長戦の終了間際のガーナの攻撃で、ウルグアイのゴールキーパーが前に飛び出してしまい、ゴールがガラ空きになった。ガーナの選手が蹴り込んでシュートしたら、ウルグアイのディフェンスの選手がゴールキーパーよろしく両手ではじいてシュートを決めさせなかったのだ。

これは重大なルール違反のハンドである。しかも意図的で悪質なハンドということで、ウルグアイの選手は一発退場の処分、ガーナにはPKが与えられた。

しかし、サッカーの神様はウルグアイに味方したのである。

もし、このウルグアイの選手がハンドをしていなければ、残り時間が全く無かったから、この時点でガーナが2対1で勝っていた場面である。

一発退場覚悟でハンドで防いだウルグアイは成功率が100%ではないPKに持ち込んだと言えるのかもしれない。しかも残り時間が無いから選手が退場で一人減っても痛くもないしね。

案の定、ガーナはこのPKを外してしまった。

結局、両者は1対1のまま、PK合戦になってしまい。このPK合戦でガーナは負けてしまったのである。

なんということだろう。

ウルグアイの選手が意図的にやったのか、咄嗟にやってしまったのかは本人にしか判らないが・・・。

野球でホームランになりそうな球に、外野手がグローブを投げてグランド内に落とすような行為に似ているかもしれない。(この場合はどうなるのだろうか?ホームランになるのか、エンタイトルツーベースにでもなるのだろうか?)

なんにせよ、負けたはずのウルグアイが勝ってしまったのだから、このハンドをしてしまった選手は、結果的に反則によってウルグアイをベスト4に進出させたわけである。

アフリカ勢最後のチームのガーナがこんな形で負けたのは残念な結果であるが、ルールだから仕方がない。

まぁ、ドイツ対イングランドのゴールの誤審も、アルゼンチンのオフサイドもあって、サッカーは主審一人だけで裁くのは難しいかもね。


■2010-07-05-Monday 同窓会ゴルフ

帯広柏葉高校同窓会のゴルフコンペが、

4日に十勝カントリークラブで開催され、同期の26期生は私も含めて8名2組で参加してきた。

天気予報は雨であったが、私は「晴れ男」だから雨が降るはずがないと確信して雨具の用意はしていかなかった。

結局、雨は降らなかったが、蒸し暑くて、蒸し暑くて、汗をかき過ぎるくらいにかいた。持参したスポーツタオルを絞れるくらいであった。

7時48分スタートだから7時に集合という連絡を事前にメンバーに伝えてある。

この集合時間に対する態度で普段の生活が判るというものだ。ある人物は6時40分には来ているし、ある人物は7時40分になっても来ていないので電話すると、「後5分で到着する」という返事である。

ギリギリ3分前に到着してスタートには間に合ったものの、もう少し早く来てもよさそうなものだが・・・。

普通、本州方面ではゴルフ場には最低でも1時間前に到着するというのがエチケットである。

さすがに北海道では、そこまで早くは来なくても最低30分前には到着して、パットの練習くらいは済ませておくのが当たり前であろうと思う。

待っている人間がドキドキしてしまうではないか。

巌流島の武蔵ではあるまいに、仲間を始める前からイライラさせるのは、どうかと思う。

落ち着いてスタート出来ないと皆のスコアが悪くなってしまうではないか。

今年のコンペは34回目であるが、ここ2〜3年間は参加者が減ってきている。特に若い人の参加が少ないようだ。どうも最近の若者は、ゴルフもマージャンも酒もやらないらしい。一体何が楽しみで生きているのだろうか?

久し振りに会ったクラスメートから「お前のその腹はどうした?」と言われる。かつては一番細かった私が、今では一番肥っているのである。どうしたも、こうしたもない。ただ単に運動不足で肥ってしまっただけなのである。

この歳になると、皆、やれ血糖値が、やれ尿酸値がだの、身体のどこかに不調箇所を抱えているようだ。原因不明で手が震えるという者もいた。

今回参加した人の中には、私の父の同級生で84歳の方がおられた。80歳過ぎてもゴルフができるなんてまことにウラヤマシイ限りだ。

きっと、我々の世代は60歳代でポンコツになるかもしれない。

ゴルフはダブルぺリア方式である。一緒に廻ったメンバーが皆、逆にハマってしまって我々のチームの成績はサッパリであった。

景品も当たることなく終ったので帰ろうかと思ったら、最後に余った景品をくじ引きで渡すという。

一番最後に残った景品が何と私に当たった。運が良いのか悪いのか。

ゴルフの成績は悪かったが、楽しいゴルフであった。


■2010-07-06-Tuesday シンクロ・フィギュア

娘がやっている「シンクロナイズド・スケーティング」

(フィギュア・スケートの新種目で16名の団体で滑る競技)のテレビでの特集が6日午前9:00〜9:20まで日本テレビ系列の「スッキリ!!」という番組で放送された。

この特集は、前週の6月29日(火)の同時刻に放送される予定だったので、親馬鹿の身としては、まだマイナーなこのスポーツを少しでも世間の人に知ってもらいたいと思って、色々な方々に事前に「見て下さいネ!」と連絡を入れていたのだが・・・。

W杯で日本チームが決勝トーナメントに進むという予定外の事態が起こり、しかも試合日が29日の夜ということもあって。日本中のメディアが一斉にサッカー一色に染まってしまい。マイナースポーツである「シンクロナイズド・スケーティング」の特集なんて、どこかにはじき飛ばされてしまったのである。

その後、まだ日本チームが勝ち進むかもしれないからと、次の放送予定日が確定しないままでいたのだ。

それを、娘が「連絡するのを忘れていた!」と今朝の8時になって自宅に電話を寄こすのである。しかも「何か急なニュースが入ったら、また延びるそうだよ!」とも言うのだ。

大相撲もあるし、昨日の関東のゲリラ豪雨もあるしで、こりゃ〜また延びるかな〜と思ったし、時間も無かったので数人にだけ教えるに留まった。

そうしたら、ちゃんと時間通りに放送されたのである。連絡できずに見逃した方にはゴメンナサイ。

今回は、娘の顔はチラチラとは出てはいたが、名前のテロップもないし、選手16名、皆が同じ衣装で同じ髪型で同じ化粧だから、娘を知らない人が見ても誰が娘なのかは判らないのだろう。見ている最中に「ドレがお前の娘だ?」との電話が数本入った。

急な連絡にも関わらず見て下さった方には感謝であるが、結局、初めて見る方には、ドレが私の娘かは判らずしまいだったようだ。

テレビのコメンテーターの人達も皆が、シンクロナイズド・スケーティングを知らなかった、初めて見たと言っていたので、少しは宣伝になったかもしれない。

もう少し、認知度が上がれば嬉しいのだが・・・。

このスポーツは余韻が感じられるスポーツなので、日本人の好みに合っているように感じるから、認知度が広がれば人気も出てくると思う。

4年後のソチ冬季オリンピックの正式種目に採用されて欲しいと願っている。


■2010-07-07-Wednesday 「ゲームとまちづくり」

2010年7月5日十勝毎日新聞「かちまい論壇」掲載

最近、トランプゲームの「フリーセル」に凝っている。コンピュータにも内蔵されているからご存じの方も多いと思うので、遊び方は省くが、これは、「戦略」を学ぶ上でとても参考になるゲームだ。

カードが全部、配られた上で、まずは全体を眺めてゲームプランを練らなければならない。プランを練る前に思いつくままに闇雲(やみくも)に初めてしまうと、すぐに行き詰ってアッと言う間にゲームオーバーになる。途中、こまめにカードをあっちに動かしたり、こっちに動かしたりと、結構面倒な頭脳を使う作業が多い。しかし、最初のプランがしっかりしていれば、スムーズに攻略することができる。特に初動のカードの動かし方を間違えると、途中までは何とかやりくりができるのだが、最終的には行き詰ってしまう。単純なゲームだがそれだけに奥が深いのだ。

これは「まちづくり」にも通用するのではないかと考えている。

5年前に政府から「観光カリスマ」なるものに選任されて以来、全国各地の45/47都道府県を回って講演をしてきた。講演内容は「中心市街地活性化」だから、行く先々でシャッターの閉まった寂れた商店街を見せられてきたが、元気な商店街も数は少ないが見ている。

成功事例には、「共通認識」「戦略と戦術」「コンセプト」など、それぞれ言葉の違いはあるが、根本は同じだと感じた。つまり、「まず行動を起こす前に、目的を明確化し、共有すること。その上で戦略を立てて実行に移す」ということに尽きると思うのだ。

危機感が高じるあまり、すぐに行動に移したがるのが人間だろう。しかし、目的を共有しない組織は早晩、空中分解して失敗するのがパターンである。しっかり勉強していれば同じ失敗の轍(てつ)を踏むことはない。

某国の前首相などは、お坊ちゃまだから、おそらく自分がやりたいと口にしたことは、周りにいる人間がすべてお膳(ぜん)立てして、何とか実現してくれていたのだろう。それを自分が口にしたことは何でも実現するのだと錯覚してしまったのではないだろうか。とかく下働きや段取りなどの細かい作業をしたことがない人にはこの手のご仁が多いようだ。

商店街というのは、企業規模の大小はあるが、皆、一国一城の主(あるじ)である。それぞれの企業にはそれぞれのやり方や考え方がある。それらをまとめて全体的な活動をしようというのだから簡単なはずがない。だからこそ、事業の大義名分というものが重要になると考える次第である。


■2010-07-08-Thursday 大相撲

NHKが大相撲の生中継を中止すると発表した。

何てアホな決断だろうか!

以前にも書いたが、相撲関係者に品行方正を求める方がオカシイ!

図体がデカくて大飯喰らいで、およそ他のスポーツは出来そうにない様な相撲取り(大変失礼な書き方だと思うが、他に表現の仕様がない)が、この世の中で生活していくには相撲界しかないと思うのである。相撲界以外に彼等を受け入れてくれる場所は無いと思う。

これは江戸時代でも現代でも同じだと思う。

つまり、一般社会では生きていけない人達の逃げ場の一つが相撲界であったと考える。

これは芸人の世界も一緒で、いわば社会のアウトローの生活の場が、芸能界であり、相撲界なのだ。

その世界に品行方正を求めること自体が間違っている。

一般市民の感情はメディアに誘導されて怒っているだけで、心底怒っているとは思えない。もし、怒っているとしたら、税金面で優遇されている公益法人としての相撲協会にであろう。

つまり、言わば税金で給料をもらっているくせに・・・という感情ではないのか。

相撲を「国技」なんてゴタイソウナことを言うから品行方正を求められるのだ、どだい、今日では外国人力士の数が多いのだから国技もへったくれもないが・・・。だから公益法人格なんて返上して、株式会社で運営すれば良いのだ。

相撲取りは朝方少しだけ稽古して、とにかく飯を大量に喰ってゴロゴロして、身体を大きくすることが大切なのだから、時間を持て余すのも道理である。他のスポーツみたいにランニングなんかしたら、あの体重だから、すぐに膝を痛めてしまうだろうし、激しいトレーニングをして痩せてしまったら元も子もなくすのだから・・・。

一日中ゴロゴロしているのだから、花札やマージャンに興じるのは必然だ。

かといって、暴力団という非社会的な連中との付き合いは言語道断だと思う。

しかし、この連中を取り締まるのは警察の仕事であって、相撲協会の仕事ではないだろう。それにしても何故、警察官は暴力団を野放しにしているのだろうか?持ちつ持たれつの関係でもあるのかしらん。

賭け事全てが悪だと言うなら、公営ギャンブルはどうなんだ?

私もギャンブルは大嫌いだが、少しは賭けはする。最近は妻と「昼食」を賭けてジャンケンをしているのだ。この賭けでひとつ面白い事を発見した。

「決して食べる前にジャンケンしてはいけない」ということだ。食べる前にジャンケンして勝つと当然高いものを注文する。しかし、食べた後で支払いの時にどちらが払うかでジャンケンすれば、どちらもあまり高いものは注文しなくなるのだ。

ジャンケンに弱い妻は、最近お弁当を作るようになったしね。

国などの運営にも同じ様な事が言えると思う。

皆が権利ばかりを主張していては財政がもたなくなるからだ。自分が負けた時のことを考えることで他人を思いやることができるようになるかもしれない。

大相撲の中継を楽しみにしている人達だって大勢いるだろう。相撲界に品行方正を求めるような似非知識人が放送中止を叫んでいるのではないだろうか?

相撲協会よ!税金の優遇なんてセコイことはサッサと捨てて、開き直れ!

日本をこれ以上、堅苦しい世界にするなよ。人間には余裕が必要なのだよ!


■2010-07-09-Friday ウ〜ン臭い!

愛犬バニーちゃんの臭いがすごいのだ!

帰宅して玄関ドアを開けた途端に動物園の様な臭いがプ〜ンと漂ってくる。

我が家では14年前から、ラブラドール・レトリバーの白っぽいオスのサニー君と、黒のメスのバニーちゃんの2頭の犬を家の中で飼っているのだ。

庭には立派な犬小屋を作ってあるのだが、飼ってすぐの冬に寒そうで可哀想と子供たちが2頭の犬を家の中に入れてしまったら、もう犬小屋には二度と戻らなくなってしまった。犬も一旦贅沢を覚えると、もう後戻りが出来なくなるらしい。以来ずっと犬小屋は物置になってしまっている。

サニー君の方は去年の5月20日に13歳で死んでしまったが、同じ歳のバニーちゃんは未だに元気だ。

病気ひとつしたことのないサニー君は、後ろ脚が悪くなるとあっけなく1か月ほどで死んでしまったが、バニーちゃんの方は子宮筋腫やら腫瘍やら肝臓病など獣医に掛かり切りで手術ばかりしているのに、いまだに元気にはね回っている。

人間と同じで、連れ合いを亡くすとメスの方が長生きするのかしらん。

それとも無病息災ならぬ、一病息災なのかもしれない。

サニー君の方は臭わない犬であったが、バニーちゃんは昔から体臭がとてもキツイ犬であった。

最近、その臭いが益々強くなっているように感じるのは犬にも「加齢臭」というものがあるのだろうか?

このところの蒸し暑さが追い打ちを掛けるようで、家中が臭くって、具合が悪くなる。

お風呂に入れる頻度を高めても、入れた翌日には、もう臭くなるのだからお手上げだ。

バニーちゃんのベッドと化した居間のソファーは、臭いが染み付いてとても人間が座れる状態ではない。かといって買い替えても同じことだから、そのままにしているのだ。

これからは暑い季節だ。

我が家はこれから一体どんな状態になるのだろうか?


■2010-07-10-Saturday 読売新聞風向計

2010年7月9日読売新聞北海道版「風向計」掲載

「便利な世」が生む不便

世の中が効率化されて便利になればなるほど、人は忙しくなって疲れ果てる。何かおかしくないか?

ドイツの作家ミヒャエル・エンデが書いた「モモ」という物語に、「灰色の男たち」という時間泥棒が登場するが、それが本当にいて、人々が節約した時間を盗んでいるのではないかと思えるほどだ。

無駄を省くことの本来の意味は、自由な時間を増やして趣味や余暇を楽しむことにあったのではなかったのか。それが、逆に節約したはずの時間を自由に使えずに、かえって忙しく働いているように感じる。

かつて札幌市と、私が住む帯広市を結ぶ鉄道(根室本線)は富良野経由で4時間30分掛っていた。それが1981年に千歳経由の石勝線が開通し、現在は所要時間が最短で2時間10分にまで短縮された。片道2時間20分の短縮によって大きく変化したのは出張の形態だ。

札幌出張といえば宿泊が普通であったのに、現在はよほどのことがない限り日帰りになった。帯広駅を7時58分発の特急に乗れば、札幌着が10時31分。帰りは札幌発19時45分札幌発の特急に乗れば帯広着が22時13分。札幌で9時間以上の時間があるのだから、ほとんどの要件は日帰りで済んでしまう。

会議終了後の夜の付き合いに参加したければ宿泊しなければならない。酒は飲みたし、されど宿泊費は経費で出ないとなれば、帰宅することになる。

こうした事情は、飲ミニケーションが不足して人付き合いが疎遠になる要因の一つであろうし、ビジネスホテルも飲食店も客が減る要因になっているのではなかろうか。

列車での移動は、車内で読書をしたり、書き物をしたり、飲食をしたりという余裕があるからまだ良い。私は、自動車の運転は疲れるから好きではないので、たとえ高速道路が繋がって全線が無料化されても自動車で札幌に行く気にはならないが、ガソリン代がJRの料金よりも安いのならドライブがてらに行く人が増えることになるだろう。

そうなると、ショッピングは品揃えが豊富な札幌に集中するであろうことは容易に想像が着く。前向き思考の人は、帯広に客を呼び込む可能性が出てきたと言っているが・・・。時間距離が短くなることで大都市に集約される例は多く見てきたが、その逆はまだ聞いたことがない。便利になればなるほど、棲みづらい世の中になっているようだ。

便利さには不可逆性がある。いったん便利にしてしまえば、その後の不便さに必要以上に不満を感じるものなのだ。何でもかんでも便利にすれば良いってもんじゃないと思うのだが・・・。


■2010-07-11-Sunday マイマイ蛾

十勝でマイマイ蛾が異常大発生している。

私は虫が大嫌いである。特に毛虫は見ているだけで身体中が痒くなってくる。

先週の日曜日に、ゴルフ場に行った時のことだ。

ティショットを林の中に打ち込むことは、しょっちゅうだから慣れているのだが、この日ばかりは林の中には打ち込みたくなかった。

なにせ、打ち終わって林から出てくると背中に2〜3匹のマイマイ蛾の幼虫の毛虫がもれなく付いてくるのである。

このマイマイ蛾の幼虫はとてもやっかいな奴で、手で直接掃ったりすると刺されて、赤く腫れあがってしまうのである。だからキャディさんは気持ち悪がって取ってくれないし、仲間も嫌がって取ってくれないのだ。私は身体が固くて、自分の背中には手が回らないから、何とかキャディさんに頼み込んでスコアカード等で掃い落してもらっていたのである。

水曜日に別のゴルフ場に行ったら、もっとすごいことになっていた。大きな木の根元から上まで、数万匹のマイマイ蛾の幼虫がビィッシ〜リと着いているのである。

恐らく、一本の木でこの有り様であるから、このゴルフ場全体なら数億

匹いや数兆匹のマイマイ蛾の幼虫がいることになるだろう。

気持ち悪くて、気持ち悪くて、木の側には近寄れないのだ。

このマイマイ蛾には、なぜだか殺虫剤が効かないという。私達のパーティに付いたキャディさんは暇さえあれば割り箸で、この毛虫を半分に切断して殺しまくっていたが、他のキャディさん達は皆、嫌がってやらないのだという。

一人や二人のキャディさんが、殺して歩いても高が知れている。

この幼虫が成虫になって卵を産んだら、一体どういうことになるのだろうか?想像するだけでも恐ろしい!

このマイマイ蛾は3年ほど前から、十勝の本別町辺りで大発生して、去年は池田町で大発生した。それが徐々に帯広の方にも飛んで来たのだろう。成虫は羽があるだけにやっかいだ。

この日、ゴルフを一緒に回った人が、去年、池田町では、行きつけのスナックの白いドアが黒くなっていたので、塗り替えたのかと思ってノブに触ろうとしたら、ドア一面にビッシリとマイマイ蛾の成虫が張り付いていたのだという、すっかり気持ちが悪くなって、酒を飲む気にもならなくて引き返して来たのだと言っていた。

帯広でも、中心街にある我が社の木にも、マイマイ蛾の幼虫を見掛けたから、かなり浸食されているのだろう。

何とかこの辺りで駆除しなければ、大変なことになると思う。

こういう時こそ行政の出番であると思うのだが・・・。

早速、市役所に電話したら、街路樹は行政が駆除するが、民有地は自分でやってくれという。確かに、民有地に生えている木まで、行政が駆除していたら金額も労力もえらいことになるのは判るが・・・。

しかし、ここでそんな杓子定規なことを言っていたら、来年はもっとすごい事態になると思われる。

ここは、緊急避難的な解釈でもして、全体的に駆除しなければ、せっかく駆除しても一部では効果が上がらないことになるのではないだろうか?

それこそ、高速道路が無料化されて、札幌圏域からお客さんを呼び込もうとしているのに、十勝がマイマイ蛾だらけになっていたら、気持ち悪がって誰も来なくなるぞ!

早く対策を考えて実行しないと、これ以上増えたら・・・。

ウ〜ン考えただけで身体中が痒くなって来た!


■2010-07-12-Monday トイストーリー3

10日の土曜日に映画を見に行った。

土曜日は午前中から激しい雨が降っていたので、ゴルフにも行かずに家でゴロゴロしていたら、妻が映画を見に行きたいと言う。それもディズニー&ピクサーズの「トイストーリー3」である。

帯広のシネコンは、まだ3D対応になっていない。

「アバター」以来、映画は3Dの新時代に入ったというのに、儲かっていないからなのか、帯広は未だ3Dに対応していないのだ。しかも帯広では「トイストーリー3」は「吹き替え版」しかないのである。

今月私は東京での講演予定が入っているので、「トイストーリー3」は東京の映画館で3Dで見ようと思っていた。

その旨を妻に伝えたら途端に不機嫌になった。

「貴方は自分だけ3D映画で見ようというの!?」「50歳夫婦割引なら一人1000円で見られるのに、私一人で1800円払ってアニメを見に行けと言うの!」と言われてはとても東京で一人で3Dで見ることはできなくなってしまったのだ。

今日が封切りだから、きっと子供連れで混むだろうからと、午後6時40分上映のチケットを、午前中に映画館に出向いて購入しておいて、そのまま昼食を食べに行くことにした。

朝のテレビでケンタッキーフライドチキンの40周年の売り出しのCMを見たら、食べたくなったのだ。

西にあるショッピングセンターで夕食の買い物と、ゴルフ用品を購入してから、宝くじ売り場で宝くじを購入し、KFCで昼食を食べた。

ショッピングセンターの駐車場に車を停めたままだったので、KFCからは100mほどの距離がある。外は雨が激しく降っているが傘は持っていない。

KFCの出口から私が駐車場の車に向かって走り出した瞬間に妻が「車のキーは?」と後ろから大きな声を出した。

外に飛び出した私が、ズボンのポケットを探るとキーが入っていないことに気が付き、慌てて入り口に戻った。

妻がハンドバックからキーを出す。

受け取った私が再度走って車に向かいながら、後ろをチラッと振り返ると妻はKFCの入り口に立ったままだ。

私は咄嗟に「あぁ〜これはここまで車を持って来い!濡れるのは貴方だけで十分!」ということなのだなぁ〜と判断して、急いで車まで走り、ドアを開けてエンジンを掛け、車を発進してKFCの入り口まで車を運んだのだ。なんて俺は優しい旦那さんなのだろうと自画自賛しながら・・・、何とそのKFCの場に妻が居ないのだ!

辺りをキョロキョロ見回したら、妻が駐車場の方から走って来るではないか!一体どうしたというのだろう!

妻が、車のドアを開けて乗り込んで来て「何で、私が車に乗り込もうとしているのに車を発進させるのよ!」と怒っているのである。

「エ〜ッ、だって俺にキーを渡した後にKFCの入り口で待っていたじゃない」と私が言うと、「貴方が車のキーを解除した頃に到着するように時間差で出たのよ!少しでも濡れない様に!」と訳の判らないことを言う。

私はてっきり、いつものように私に車を持って来いということなのかと思ったのだ。普段の行いと異なることをするから、倍も濡れることになったのだ・・・・・・・・・・・。

帰宅してから、夕食を作らされた私は、美味しい夕食を作ったのであった・・・。

食後に映画に行った。

トイストーリー3は、大人が見ても面白い!

私も何度か声を出して笑ってしまった。

子供としての楽しみ方、学生としての楽しみ方、大人としての楽しみ方の出来る、ハラハラ、ドキドキ感もシットリ、シンミリ感も感じられる作りになっている。

何年か前に初めて、ピクサーズのフルCGアニメーションを見た時には、とても画面に違和感があったが、私が慣れてきたのか、技術が進んだのか、違和感を感じること無く見ることが出来た。

ストーリーを詳しく書くと、まだ見ていない人が、面白くなくなってしまうので・・・、最後の方で、悪役の扱い方が、日本人とアメリカ人とでは違うなぁ〜と感じたが・・・。

3Dで見たらどんな感じになるのだろうか?

妻に内緒で東京で一人でも見てやるぞ!ヘッヘッヘッ〜!


■2010-07-13-Tuesday 参議院選挙

参議院選挙が終わった。

私としては、まるでシラケキッタ選挙であったが・・・。

政治家の連中は日本国民をナメテいる。いやナメキッテいる。

芸能人やスポーツ選手などの有名人を大量に立候補させて得票数を稼ごうという戦略に、これまたアホな有権者が乗せられて、性懲りもなく、それらの有名人にまた投票するのだろうなぁ〜と思って見ていたのだ。

ところが、一部の有名人は当選したものの、これまでの傾向とは明らかに変化があったように感じた。有名人の落選者が意外にも多かったからだ。

これまでの参議院は一線を退いた芸能人やスポーツ選手の再就職の場と化していたように思う。

何十年も前にアイドルだった人間が、その世界では生活出来なくなったから、政治家にでもなって、税金で6年間は暮らそうなんてフザケテいると思っていたのだ。

政治家なんてこの程度の低い連中で十分だと国民が思っているのかもしれないが・・・、でも、そいつらに、有名だからという理由だけで投票する国民も馬鹿ばっかりな奴等だと思っていたから、今回の選挙もどうせそうなるさ、と端から諦めていたのだ。

結果をみたら、随分と有名人候補者達が落ちた。中にはこいつが政治家になって一体何が出来るんだ?と思う奴も何人か当選はしたから、必ずしも満足はしていないが・・・。

それでも、国民の意識が政権交代から少しずつ変わってきたのかもしれない。

鳩山由紀夫がたったの8ヶ月で辞任して、首相が菅直人に変わった。

変わった途端に支持率がV字回復したというアンケート結果だったが・・・、菅直人の「消費税」の思い付き発言で民主党は惨敗した。

私の分析では、「消費税」が悪いのではないと思う。国民の多くは消費税増税ヤムナシと考え初めていると思うのだ。

私は、鳩山の普天間の思い付き発言で日本中が散々に振り回されて、今度は菅直人の消費税の思い付き発言で振り回されることにウンザリした結果ではないだろうかと思う。

民主党でシッカリと議論して出てきた「消費税増税」なら、国民は受け入れたのではないだろうか?

菅直人が一人で浮き上がって、民主党内での論議も無しに、還付金が200万円〜400万円まで日毎に変わったこと等に、国民もまたか!と呆れたのだと思うのだ。

もうこれ以上、日本を首相の思い付きでメチャメチャにしてくれるな!という国民の意思表示だと考える。

千葉法相の落選も、彼女が法相に相応しくないと考えた結果だろうに、民主党は続投させるというから民意をまるで理解していない。民主党はこの選挙を機に政策を考え直せ!

それにしても、非拘束ドント方式という集計方法がヨロシクナイ!

これは大政党に有利な、有名人に有利な方法だからだ。それに比例区での個人票に著しい不公平が生じる。

例えば、比例区で落選した国民新党の長谷川憲正氏は406,587票を獲得しているのに、みんなの党の桜内文城氏は37,191票で当選しているのである(公明党の浮島智子氏は長谷川氏よりも多い445,068票獲得して落選したが、公明党は組織選挙で票割りが完璧で、個人名で投票させたから参考にならないが・・・)。

弱小政党から立候補した人間が、巨大(人気のある)政党から立候補した人間よりも個人票を多く獲得していても、当選できない事態が生じるからだ。

これは、投票した人間の票が生かされていない事態になる。

この比例選の開票結果を見ると、ドント方式の難しさと不公平さが判る。例えばみんなの党が7人の当選者を出しているが、みんなの党の第一位の柴田巧氏は87,863票しか獲得していない。つまり、党全体として13.59%の票を獲得したから7人の当選者が割り振られ、7位の桜内氏が37,191票でも当選できるのである。

今回、これだけ有名人が落選したことを契機にして、この方式を次回の参議院選挙から改めた方が良いと思う。

もう少し、まともな候補者が立候補してくれなければ、選挙に行きたくなくなるし、政治家が国民から馬鹿にされるだけだぞ!

与党が惨敗したから、これから政界再編が始まるだろう。自民党の左派と民主党の右派がくっ付いて新しい政党を作った方が良いと思うよ。


■2010-07-14-Wednesday 東国原知事

宮崎県の東国原知事が農林水産省を訪れて、

口蹄疫の症状が出ていない種牛6頭の殺処分を拒んで問題になっている。

新聞によると、これまでに宮崎県では約29万頭の家畜を殺処分してきたとある。すごい数の家畜が殺されたのだなぁ。

口蹄疫に関しては、私は未だに良く理解が出来ていない。

口蹄疫に罹った家畜を人間が食べても影響がないと言われているからだ。それだったら何で罹っているかどうか判らない家畜まで殺さなければならないのか理由がいまいち理解できなかったのだ。

今回、宮崎県は口蹄疫が発生した地域の半径50劼糧楼呂硫斑椶鮖処分したという。

十勝の家畜農家の人に聞いたら、口蹄疫は伝染力がやたらと強い病気なのだからだとのこと、たとえ人間には無害でも、罹った家畜が売り物にならなくなるから、罹っているかどうかの判断を待っていたら、その間にやたらと蔓延する可能性が高く、そうなると被害はドンドン大きくなって、その地域全体の、若しくは国全体の家畜産業に悪影響を与えてしまうから、罹っていないと思われる家畜も、泣く泣く早目に殺処分するのだとか。そうしてその地域の家畜が完全に安全だということにならなければ出荷ができないのだそうだ。そう言われて少し納得した次第である。

そうなると、今回の東国原知事の言い分はちょっとオカシイのではないか!

殺処分を拒んでいた畜産農家の家畜を、特例として認めてしまったら、殺処分に応じた農家との間にいちじるしい不公平が生じる。そうなったら、誰だって殺処分はしたくないのだから、畜産農家、皆が、拒否して特例を求めたら、そもそも予防法自体が機能しなくなってしまうではないか。

行政の長は、時と場合によっては「非情」に徹しなければならない時があるのだ。

情に流されずに、家畜農家が殺処分しても生計が成り立つような方向に温情を掛けるべきで、殺処分の特例を求めるのは、混乱を招くだけである。

それに、これまでに殺処分に応じた畜産農家が納得するまい。どの牛はダメで、どの牛は良いかなどの判断をしている時間がないから、一斉に殺処分をするのだろうに・・・。

もしも、この特例が認められたなら、殺処分に応じた農家に対する言い訳はどうするつもりなのだろうか?この特例を認めることによって混乱と不信に拍車を掛けるだけである。

知事は毅然として対応することが、必要だと思う。

東国原知事の「俺は情が深いんだぞ!」みたいなアピールのパフォーマンスはもうヤメタほうがよいだろう。

目立ちたいだけの困ったお人である。


■2010-07-15-Thursday 税制改革

消費税論議が参院選挙の民主党大敗によって下火になりそうだ。

国民のアンケート結果では約60%の人が消費税増税やむなしと考えているようなのに・・・。

民主党の国会議員は菅首相が消費税増税を、選挙前に持ち出したことが敗因と考えているようである。

どうやら、正確な敗因の分析よりも、民主党内の政局に消費税をもって行きたいという小沢派の思惑のようである。

どこまでも、国民を無視したやり方なのだろうか?

ところで、私は消費税増税よりも先に、税金の取り方自体を変えるべきだと考えている。これまでの徴収方は時代に合わなくなっていると思うからだ。

政治家の世界ではタブーに属するものであるが、「宗教法人からの税の徴収」である。何故、タブーなのかと言えば、政党は選挙時に宗教団体からの組織票が欲しいからなのだ。これを政治家が言い出せば、個人としても自分の選挙で宗教票が入らなくなってしまうからである。

しかし、どう考えても宗教団体が無税というのはオカシイ!

帯広市でも新興宗教団体が、市内の一等地に土地を購入して、研修所やら道場とやらをやたらと建設しているが・・・。

私はかねてから、郊外型ショッピングセンター(SS)というものを批判して来た。その理由は、中心商店街を破壊してシャッター通りにしてしまい、地元には従業員として雇用が若干されるが、売上は中央の本店に全て吸い上げられる。地元の行事には無関心で「まつり」などの地元の文化が衰退していく。売上が減ったら簡単に撤退して空き家にする。

これを全国各地で繰り返しおこなっているからだ。

しかし、SSは少なくとも固定資産税や法人税は支払っている。

宗教団体が、進出して来ても、地元には税金すら払わずに、寄付やお布施などを集めて本部に送るだけ、これぞまさしく還元無しの集金システムと言わずして何と言うのか?

宗教団体に会社並に払えとは言わない。法人税の半分の負担か、公益法人並の税金でもよいから支払わせれば、国はだいぶ収入が増えるだろう。

日本は政治と宗教は「政教分離」のはずなのに、創価学会や幸福の科学などが政治に乗り出している。何だか釈然としないのだ。

もうひとつ、固定資産税であるが、空き地や駐車場にしている人からは倍の税金を取って、有効活用している人の税金は軽減するというのは如何だろうか?一見すると逆のように聞こえるだろうし、頭の固い人には判らないだろうが、全国各地の中心街に空地ばかりが増えているのは、これまでの固定資産税が機能していない証拠である。

戦後の60年間の体制をそのままの形(少しの改革)で続けようというよりも、この辺で大胆に制度改革をした方が良いと考えるが・・・。

でも、頭の固い、商売をやったことのない役人や政治家にこれまでの税制を改革するなんて、とても無理なことだろうなぁ〜。

その内、日本中の地方都市の一等地は全て宗教団体に抑えられて、固定資産税収入が見込めなくなってしまうかもね!


■2010-07-16-Friday 帯広のゴルフ場

15日にゴルフコンペに参加してきた。

会場は帯広市の隣町、芽室町にある「帯広カントリークラブ新嵐山コース」である。

表題に「帯広のゴルフ場」と書いたが、実は帯広市内には河川敷以外にはゴルフ場は存在しない。幕別町や音更町など帯広市に隣接する町にあるゴルフ場なのだが、名称にはいずれも「帯広国際」「帯広白樺」と「帯広」が冠に付くのだ。

昨日のコースの「帯広カントリークラブ」は昭和37年にオープンした帯広(十勝)で一番古いコースで、芽室町の嵐山という低い山の中腹にある。

あまり、お金を掛けていないコースなので、平らな場所が全く無い、全部のホールが山を登ったり降りたりとやたらと足に負担が掛かるし、グリーンの芝目がきつくて、傾斜に逆らってボールが上がっていくような難しいコースなのである。

更に、このところの雨続きで、ラフがタフになっている。ラフに入れてしまうと脱出するのに一苦労であった。

最近、この嵐山近辺でヒグマがやたらと出没して、ゴルフ場に隣接するキャンプ場が閉鎖されたというニュースが流れたばかり。

ヒグマが出るかもしれないと冗談を言いながらプレーしたが、ヒグマならぬアライグマと北キツネが出没した。

林の中では、カラスが巣作りをしていたのか、襲われそうにもなった。自然との闘いのゴルフである。

幕別のゴルフ場は気持ち悪くなるほどマイマイ蛾が異常に沢山いたが、ここのゴルフ場にはマイマイ蛾は少なかった。十勝の東部から徐々に西に来ているようであるから、まだこの辺りまでは大量には来ていないようだ。

前日の天気予報では十勝中部は午前中は大雨警報が出ていたが、私は「晴れ男」だから雨には当たるまいと思っていたが、逆に蒸し暑くて、汗をかいて参った。

脱水症状になると、足がケイレンを起こしてしまうから、小まめに水分を補給しながらプレーをしたが、帰宅してからこむら返りを起こしてしまった。「帯広カントリー」はやはり足に来る。

汗をかいたままのポロシャツ姿で、クーラーを利かせた車を運転して帰ってきたら、お腹の調子が悪い。水分を取り過ぎてお腹が冷えたのだろう。この暑いのにお腹にホッカイロ(服に貼るカイロ)を貼っている。


■2010-07-17-Saturday 双葉幼稚園、他

今朝の新聞に載っていた話題から、

帯広市の「双葉幼稚園」が登録有形文化財に申請された。

この幼稚園は明治44(1911)年に創設され、大正12(1922)年4月に現在の園舎が開園した帯広で一番古い幼稚園である。

我が家では父、私たち兄弟姉妹、そして私の子供たちと三代に渡ってお世話になった幼稚園である。

この建物にはとても愛着があって「♪まぁ〜るい、お屋根のようち〜えん〜♪」の園歌を今でも歌えるし、高校時代の美術教師であった中谷有逸さんが描いた双葉幼稚園の絵を購入して飾ってあるほどだ。

私が緑組でお世話になった時の大正11(1923)年生まれの臼田時子園長先生が今も現役で頑張っているのが驚きである。

臼田先生の記憶力はものすごくて、大学4年生(昭和55(1980)年)の時に建築を勉強している東京の友人が帯広に遊びに来た時に、双葉幼稚園の外観を見て、是非とも中を見たいというので、幼稚園を訪ねたら、臼田園長が居て「あ〜ら、カズアキちゃん。お久し振りね〜」と言われて驚いたことを思い出す。幼稚園を卒業以来、16〜7年間も会ったことがないのに私の名前がスッと出て来るなんて!人の顔と名前を覚えることが大の苦手な私としては、驚異的な記憶力にビックリしたのだ。

幼稚園児の時には大きな幼稚園だと思っていたが、大学生で訪ねると、何と小さく感じたことか!自分の身長がそれだけ大きくなったということなのだが・・・。

園児の数は新聞によると3名と出ていたから、経営的にも大変なのだろうと思う。登録有形文化財に指定されたら帯広市などの経費で保存されるのだろうか?

こういう建物は是非とも後世に残してもらいたいものだ。

大相撲の「貴乃花親方の会食に暴力団」との記事が出ていた。新弟子勧誘の為に愛媛県の愛南町を訪れ保護者等と会食した際に、暴力団関係者が同席していたというのだ。

どうして、これが問題になるのだろうか?

皇室なら、事前に同席する人間の氏素性は宮内庁あたりが調べるのであろうが、その他の普通の会食で同席する人間の氏素性をいちいち調べるようなものってあるのだろうか?私は聞いたことが無い!

暴力団主催の暴力団員だらけの会食に出たというなら非難されてもしょうがないが、保護者との会食に呼ばれて、そこに暴力団員が混じっているかなんて判る筈ないじゃないか!

何でもかんでも非難するのはおかしいだろう!メディアの報道姿勢に何かとてもいやらしさを感じる。池に落ちた犬は叩け!という姿勢なのだろうか?

しかも、何故、貴乃花親方なんだ?

この情報の出何処が、どこだか知らないが、何だかこれまた嫌〜な感じがするなぁ〜。


■2010-07-18-Sunday こりゃぁ〜ア菅!

17日の新聞に菅首相が、

「自分が財務大臣にならないで、国家戦略担当大臣のままだったら、もっと地方の声を聞いて・・・」という「ぼやき」をしているという記事が載っていた。

このご仁の総理大臣としての資質は鳩山由紀夫と同じにゼロだなぁ〜。民主党には人材がいないのだろうか?

参院選の敗因が本当に自身の消費税増税発言にあると思っているのだろうか?

以前にも書いたが、確かに、菅首相の消費税増税発言は、「思い付き発言」であって、民主党内で揉んだ話ではないだろうことは明らかだ。鳩山前首相の「普天間発言」と同じ程度の、思い付き発言に過ぎないことが、自身の年収400万円〜200万円まで還付金云々の演説が一日の間にブレまくったことで証明している。

そもそも、消費税を10%に増税するという公約は自民党が先に言い出したことであり、消費税増税が敗因なら、自民党が勝ったのはおかしいだろうに・・・。子供でも判る論理ではないか?

比例区では民主党の票の方が自民党よりも多かったのだから、単純に考えれば1人区に立てた候補者の質が悪かったというべきではないのだろうか?

16日の爆笑問題が司会をするテレビ番組に政治家が出て、視聴者のアンケート結果と自身の考え方が合っているか、いないかという実にくだらない番組があったようだ(風呂屋のサウナの中のテレビだったので合計10分も見ていないから良くは判らないが・・・)。

政治家が一般大衆の意見と同じでどうする!迎合してどうするのだ!同じだから安心だ!とでも思っているのか?

社民党の福島党首には呆れてしまう。

「立場は人を作る」という言葉がある。

いままで経験したことのない立場に立ってみて初めて、その立場にある人の苦労が判って、成長するというような意味だろう。

政治も、長らく自民党が与党で社会党(若しくは民主党)が野党の時代があったから、社会党系の政治家には与党の難しさが理解できずに、何でもかんでも反対!反対!とやっていればよい時代があった。

しかし、去年の秋の政権交代によって民主党が与党になったことによって、与党の難しさを学ぶチャンスが到来したはずなのだ。

それを、アホな鳩山が浮かれてぶち壊したのだ。

福島党首も少しは大臣になって勉強したのかと思ったが、前にも増して馬鹿の一つ覚えの反対!反対!になったようだ。

民主党も、自民党もお互いに立場が変わったのだから、「今までは与党(野党)の大変さが判りませんでした。」と素直に反省して、国民の為の政治をやって欲しいものだ。

それなのに、変なプライドが邪魔をして、失敗を認めずに、言葉で言い繕おうとしている。見ていてガッカリする態度だ。

だから、参院選の敗因もまともに分析できないのだ。まともに分析できないのに有効な対策が取れるはずがないではないか!

もう少し、まともな政治家はいないのかねぇ〜!


■2010-07-19-Monday 全英オープンゴルフ・他

ゴルフの全英オープンで、

18日の22:30頃には石川遼のプレーが、2アンダーで終了したので、もう寝ようかと思ったのだが・・・、

ゴルファーにとっては、セントアンドリュースというゴルフ場はゴルフ発祥の地として別格である。なんだか気になってしまった。

名前も聞いたことがなかった南アフリカのL・オーストハウゼンという27歳の選手が3日目を終わって15アンダーでトップに立っている。2位の選手は、これまたあまり知らないイングランドのポール・ケーシーという選手で4打差の11アンダーである。

その下の順位の選手も有名な選手がリー・ウェストウッドくらいなので、石川遼のプレーが終わった時点で一旦興味が無くなったのだが、無名の選手が、メジャータイトルを手中にしかけている中で、どれだけ緊張してバタバタと崩れていくのかを見てみようと思ったのだ。

ところが、このルイ・オーストハイゼン(南アフリカ)が、実に落ち着いたプレーで、プレッシャーなど感じていないかのように淡々とパーを7番まで重ねていく。8番のショートホールでボギーを叩いて崩れるのかと思ったのだが、次の9番でイーグルを奪った時点で、彼の優勝を確信してテレビを消して寝た。

結局、1イーグル、1バーディ、2ボギーでラウンドし、通算16アンダーでメジャー初制覇を果たした。4打差の11アンダーで出たポール・ケーシーの方が崩れてしまって8アンダーまでスコアを落として3位に終わった。

2位のウエストウッドは9アンダーだから7打差をつけて、2000年にタイガー・ウッズが記録した最多差優勝(8打差)に次ぐ圧勝で、まったく危なげなかったようであった。

21歳と若い北アイルランドのマッキロイは63のコースレコードタイ記録で回ったり、翌日は80を叩いたりと出入りが激しいプレーであったが結局8アンダーで3位タイであった。

南アフリカ勢が全英で優勝するのは、2002年のアーニー・エルス以来通算8勝目。オーストハイゼンは、これで欧州ツアー今季2勝目のツアー通算6勝目。初めてのメジャータイトルを聖地セントアンドリュースで果たすことになった。

ゴルフをやるものとしては、このセントアンドリュースとマスターズをやるオーガスタで一度はプレーしてみたいものだ。

ところで、話はまったく変わるが、鳩山由紀夫前首相が辞任後初めて地元の室蘭にお国入りしたというニュースが流れたが、耳を疑ったのは、政界引退の撤回である。

首相を辞任する時に「次回の選挙には立たない」と言っていたのに、後援会関係者から励ませれたら、またヤル気になったというのである。

この人の頭の中は一体どうなっているのだろうか?

少しは潔いところもあるのだなぁ〜と思っていたのに・・・。

後援会が慰留するのは当たり前である。それを全国的な期待感と勘違いされては国民は大迷惑である。

室蘭の後援者も本当に期待してのことなのか、それとも一応形の上で慰留はしておこうとしたのか・・・。

どこまでも空気の読めない御仁である。


■2010-07-20-Tuesday 日本のこれから

西日本各地で雨の被害がすごい!

日本の梅雨は、子連れ狼の歌のようなシトシトピッチャン、シトピッチャンという、いつまでも小雨が降り続くというイメージであったが、ここ2〜3年の雨は集中豪雨というかゲリラ豪雨というか、短時間に狭い範囲に大量に降る傾向にあるようだ。

日本の天候はすっかり変わってしまったようだ。

東京でも梅雨が明けたようだが、ゲリラ豪雨は梅雨時よりも夏に多いらしいから、これからまだまだ安心は出来ない。

雨の被害に会っている住宅が建っている場所は、山間の山を崩して人工的に造った場所とかが多いのではなかろうかと思う。住宅の背後がすぐ山というような場所だとか、河川の側の低い場所とか、人間が住むにはあまり適さない場所を無理やりに開発して家を建てたかのようにも見える。

日本の人口が右肩上がりに増えていた時代には、日本の国土はただでさえ狭いから、そういう住宅地には不適格な場所にも家を建てざるをえなかったのかもしれない。

しかし、これから日本の人口は右肩下がりに減り続けるのだから、今度は、そういう危険な住宅地としては適さない場所は自然に戻して、街に集中して住むことが必要な時代になったのではないかと考える。

集中してと書いたが、私が想定しているのは人口20〜50万人くらいの中規模都市であって、東京のような大都市を考えている訳ではない。

大都会は逆に経費が掛かり過ぎるし、大都市型災害もあると思うからだ。

学校、病院、商店などはある程度の人口が集中していないと成り立たない。

政府にもお金が無くなっているのだから、一人で山の中の田舎に暮らす人の為にインフラ整備や保守や、除雪などは経費が掛かり過ぎると思うのである。

人間が住む場所と自然を残す場所とのメリハリをハッキリとつけた方が良いと考えているのだ。

地域のグランドデザインの大改革である。

十勝を例にするなら、ど真ん中にある帯広市の帯広駅を中心にして、半径15勸米發烹械極人が集中して暮らすのである。

農業や漁業へは帯広から車で通うのである。高速道路はすでに東西は完成しているし、南へは高規格道路が中札内村まで繋がっているから、時間距離は縮まりつつある。帯広からならどの方向へも30〜50分程度で現場に到着できるのではないか。これくらいの通勤時間は東京なら短い方だ。

番屋のような簡易な宿泊施設を作業現場近くに造って、通うのが大変な時にはそこに泊れるようにする。

行政も十勝市一市にして、スリム化をする。

大変なのは土地の権利や換地の問題だろうが、19市町村が協力してお金を出し合えば・・・。

この作業を10年間ぐらいでは難しいだろうから20年位掛けてやれないだろうか?

最近の若者達はモノに執着しないから、昭和生まれが一線を退いたら案外スムーズに行くかもね!


■2010-07-21-Wednesday 告白

妻が映画「告白」を見たいと言うので、

20日の夕食後に見に行った。

邦画の最近の興行成績ナンバー1の映画であるから、きっと面白いのだろうと妻が言う。

妻は次女が買って来た原作を読んだらしいが、映画になったらどんな風になるのか見てみたいと言うのだ。

話題になってから既に1ヶ月くらいが経っているから、今更と思ったのだが・・・。

夫婦50歳割引料金で2人で2000円、妻が一人で行ったら1800円掛かる、もう200円足したら2人で見られるのだからまぁ良いか!と思って見に行ったが・・・。

一言で言って「救いのない映画」である。

この映画の中島哲也監督の作品は「下妻物語」と「嫌われ松子の一生」しか見ていない。下妻物語は内容を全く忘れてしまった。唯一覚えているのは「ジャスコには何でも揃っているのに・・・」という最初の方のセリフだけである。

嫌われ松子の一生は、これまた救いのない映画であったような記憶がある。私が好きな映画は見終わった後に、爽快感や高揚感を感じるもので、この映画のように救いのない重たいものは好きではない。

私にとってはホラー映画の方が、まだましである。見終わった後に気分がドッと重くなった。

妻は、映画に登場する3人の母親の心情が3人ともに良く解ると言うのだ。この映画はきっと母親が見る映画なのだろう。そういえば、登場する家庭はいずれも父親の存在感が希薄であった。

原作者も女性だし、男性である私にはちょっと理解不能な内容だ。

それにしても、今時の中学生というのは、こんなにヒドイものなのだろうか?学級崩壊というか、イジメというか、何と形容したらよいのだろう。

この映画のテーマは少年法への反対なのだろうか?

少年法によって罪にならない15歳以下の人間に対する罰を、これまた罪名が判然としないやり方(だから罪にならない?)で復讐する女教師。

女教師がファミレスで女生徒と会った後に雨の中を傘も差さずに歩き、途中で泣き崩れるが、最後には笑って立ち上がる。これは一体何を象徴しているのだろう?

結局、復讐だけで、後に何が残るのだろうか?

なんともスッキリしない映画であった。


■2010-07-22-Thursday 金賢姫、他

金賢姫(キム・ヒョンヒ)が来日した。

1987年の大韓航空機爆破事件の実行犯で、北朝鮮の工作員だった女性だ。韓国で死刑判決を受けたが恩赦で釈放され、結婚もしたという。

今回は日本政府がチャーター機で招聘(?)し、軽井沢の鳩山由紀夫前首相の別荘(何故、鳩山氏の別荘なんだ?)で、拉致被害者家族らと面会するというが・・・。

今更、彼女を招いてどうしようというのだろうか?

去年の3月に釜山で、田口八重子(金賢姫に日本語を教えたという拉致された日本人)さんの兄さんや息子さんと面会しているのだから、新しい情報なんてそんなにないだろうに・・・。

彼女が大韓航空機爆破事件で拘束されてから既に23年が過ぎているのだから、その後に横田めぐみさんが生きているのか、死んでいるのかなんて彼女が知っているとは到底思えないのだが・・・。

彼女は大韓航空機爆破事件の際に日本の偽造パスポートを使った容疑者だし、この種の外国人の入国を日本は認めていないはずなのに、千葉法相が特例を認めたという。こんな特例を認めるほどの価値が今回の来日にあるのだろうか?

どうも、民主党のパフォーマンスの臭いがプンプンとしてくる。拉致被害者家族も政府に利用されているだけだろうに・・・。

拉致被害者問題解決の最大のチャンスは、2001年5月1日に成田空港で、東京ディズニーランドで遊ぼうと日本に密入国した、金正日(キム・ジョンイル)の長男の金正男(キム・ジョンナム)を日本政府が拘束したのだが、この時は当時の田中真紀子外相の判断で直ぐに帰国させてしまった事件の時であった。

拉致被害者と金正男とを交換すれば良かったのだ。

せっかくの重要な駒をサッサと手放す、田中真紀子の政治センスの無さを曝け出したこの大失態を取り戻す為に、慌てて小泉首相が北朝鮮に行って、拉致被害者数名を日本に戻したのだが・・・。後のまつりであった。

話は変わって、昨日、本屋で本を眺めていたら、表紙に大きく「北の屋台」の文字が入った「食旅と観光まちづくり(安田亘宏著)学芸出版社刊」という本が目に入ったので購入してきた。

「食は最大の観光資源!・・・・」という副題が付いていて、全国各地16都市の事例紹介の中に帯広市「北の屋台」と出ているのだ。

私はこの著者とは面識がないし、「参考・引用文献欄」にも拙著「北の屋台繁盛記」の表記がないから、きっと組合にインタビューしたものなのだろう。

「北の起業広場協同組合」が「北の企業広場協同組合」となっていたから、組合には事前に校正の案内もなかったのかもしれない。

せっかく載せてもらうなら、正しく載せてもらえば良いのに・・・。


■2010-07-23-Friday 検察審査会

調子に乗っているなぁ〜、検察審査会は、

横峯良郎(女子プロゴルファーの横峯さくらのパパ)民主党参議院議員をプロレスラーを使った恐喝事件に関与しているとして、検察に掛けろというのである。

私は、この制度のこれが怖いのである。何が怖いって、週刊誌などのゴシップ記事を元ネタにして、検察に掛けられたらたまったもんじゃない。

週刊誌が事実を書いているかなんて、怪しいものだからだ。

捨てられた愛人女性が、週刊誌に売り込んだ事件もあったし、一方の側の言い分だけで、掲載する方がオカシイのに、馬鹿な国民はそれを真実と信じ込む。

井戸端会議での噂話程度なら、まだ仕方がないことだし、止めようもないが、それを、国民から選ばれた検察審査会が噂を元に、検察に掛けろなんてやることは非常に危ういことである。

ましてや、今回のさくらパパの件は、審査会の対象に名前も挙がっていないというのだから、越権行為というか、やり過ぎというのか・・・。

日本人の嫉妬深い性格にはこの制度は合わないと思う。

確かに、好ましからざる人物かもしれないが、アヤシイというだけで、いちいち検察に掛けていたら、検察官の数が益々足りなくなってしまう。

この制度はサッサと止めるべきだと思う。


■2010-07-24-Saturday 北の屋台

久し振りに北の屋台で飲んだ!

北の屋台が2001年7月29日にオープンして以来、ほとんど毎日の様に北の屋台で飲み食いしていたが、2007年3月末に北の屋台の専務理事を退任してからは、ほとんど北の屋台に顔を出さなくなった。

今回は、私が非常勤講師を務めている筑波大学の関係で、つくばで十勝の良さや北の屋台の宣伝を過剰にしたものだから、是非一度は観に行きたいと男性1人、女性2人で22・23日と遊びに来られたのだ。

十勝の観光地などを巡ってから、夜に私の会社に入って簡単に説明をして、「北のうまいもん通り」「北の屋台」「十勝乃長屋」の三か所を通り抜けて一旦ホテルにチェックインしてから、再び三か所を通り抜けて入る店を選んだ。

三か所ともすぐ近くにあるし、大きさが三か所とも同じだし、形も似ているし、それでいて特徴が異なるので、比較が容易なのだ。

北の屋台を視察に来た人を案内して、説明するには格好の店が出来たものだ。

7月2日にオープンしたばかりの「十勝乃長屋」はあまり混んではいなかったが、結局「十勝乃長屋」は通り抜けて店を覗いただけで、入らず仕舞い。

連れていったつくばからの客は3人とも「十勝乃長屋は何だかとても中途半端な感じで・・・」と言っていた。

まぁ、「不便さが生み出すコミュニケーション、便利さが殺すコミュニケーション」ということかなぁ。

横丁という場所には「妖しさ(怪しさ)」や「猥雑さ」というものが重要なポイントなのだが・・・。

結局、北の屋台の「綾乃」という「山女料理」の屋台で過ごした。

屋台の「コ」の字型のカウンターで見ず知らずの客と会話しながら飲む酒は楽しいものである。この日は砂川からゴルフをやりに来た3人の男性客と、函館と旭川と帯広の3人の男性客と話が弾んだ。

久し振りの北の屋台であったが、屋台で飲む酒はやっぱり美味しく感じるなぁ〜!


■2010-07-25-Sunday 東京

土、日は東京に居た。

旧知の武蔵大学教授から、起業・インキューベーションなどの研究をしている大学教授らの前で講演をして欲しいとの依頼である。

「北の屋台」がまちづくりのみならず、インキュベーターとしての機能をも持っているということで、北の屋台を研究事例として話を聞いておきたいとの希望だ。

暑さに弱い私は、このクソ暑い時期の東京は避けたかったのだが、これまでに何度か武蔵大学で大学院生向けに講演した縁もあるので、断わる訳にはいかなかったのである。

この講演の話が来た時には今よりも飛行機の到着時刻が遅かったので、講演開始時間を14時からの設定にしてもらった。前泊の必要が無い方が楽であるからだ。

しかし、帯広から東京への飛行機の出発時間が以前より早まったので、東京都内での午後からの講演なら、朝一番の10:10−11:55の飛行機でも間に合うようにもなった。

今回の会場は、お茶の水駅近くの「YMCA東京会館」である。

羽田空港からモノレールで浜松町駅へ。京急が品川まで走らせるようになったから、対抗上モノレールもスピードアップして、快速を走らせるようになり、所要時間が大幅に短くなった。

浜松町から神田まで山手線、神田からお茶の水まで中央線ですんなり移動が出来て、12:40にはお茶の水駅に着いてしまった。

まだ時間はタップリある。

お茶の水(神田神保町)界隈は、学生時代から、古本屋巡りをしていた場所だから、馴染みの古本屋を訪ねることにした。

お茶の水駅を出た途端に、頭から背中から汗が噴き出てきた。ハンカチで汗をぬぐうが、すぐにビチョビチョになってしまった。この状態で、何軒も廻ったら、疲れてしまって講演が出来なくなると思ったので古本屋巡りは3軒だけで止めて昼食をとることにした。

ほとんどの店は行列を作って待っている。元々、田舎の人間は並ぶのは苦手だし、たとえ涼しくたって並ぶのが大嫌いなのに、この炎天下に外で並んで待つなんてとてもする気にはなれない。

待たずに入れる蕎麦屋を見つけて入ったが、この店が酷かった。やはり並ばないのには訳があったのだ。

もりそばを注文したのだが、この蕎麦がぬるいのである。これだけ暑い日なのだから、冷たく締まった蕎麦が食べたいのに・・・。

がっかりして、会場に向かったのであった。

講演終了後に、懇親会を開いてくれるという。

場所は白金の中華料理屋だ。お茶の水から車で移動したのだが、途中の皇居近くに気象庁の看板が見えた。

私が「ヘェ〜こんな場所に気象庁があったんだぁ〜知らなかったなぁ〜」と言ったら、同乗した別の教授が「そうなんですよ!ここで東京の基準温度を測るんですよ」と言う。

この気象庁のある場所は、皇居に近いし、公園もある快適な環境にある。「この場所で測るのが東京の温度?」という感じである。

この土曜日の、神田神保町での体感温度は37〜8℃くらいに感じたが、ニュースでは東京の温度は35℃程度の発表だったように思う。

都心部のアスファルトの照り返しや、クーラーの室外機からでる温風などは全く感じない場所で測るのが東京の基準温度では、実際に都民が感じる気温とは著しい乖離があるだろうと思う。

きっと、都心部の正確な温度を発表したら、東京は人間が暮らす場所ではない、なんてことになるのを防ぐために、あえて涼しい場所で測って発表しているのではないかと勘ぐってしまうほどだ。

それにしても、このクソ暑い中を、皇居の周りを走っている人が大勢いるのには驚いたなぁ〜。熱中症にならないのかしら?

懇親会が終了して、タクシーで品川(高輪)のホテルに向かった。まだ、外が蒸し暑いので地下鉄などを乗り継いで移動する気にはなれなかったからだ。

東京は学生時代も公共交通機関である電車や地下鉄でしか移動したことがないから、場所の位置感覚が無い。白金と品川がこんなに近いとは驚いた。タクシーで移動して正解だった。

20:30にホテルに入ったが、このまま寝るのもモッタイナイ。近くの品川プリンスホテルのシネマコンプレックスに行って、3D映画でも観ようと思った。帯広の映画館では3D映画が観られないからだが、残念ながら品川も3Dに対応していなかったので、普通の映画「アイアンマン2」を観ながらビールを楽しんだ。やはり、映画館でビールが飲めるのは良い。

観終わった後にホテル内のコンビニに行ったら、中国人と思しき人達でゴッタがえしていた。

何もこんなに暑い東京に、しかも学校も夏休みに入ったから、子供たちで溢れ返っている時期に来なくても良いのに・・・。


■2010-07-26-Monday 朝まで生テレビ

朝まで生テレビの北海道版を、

8月7日(土)の深夜から8日(日)の朝まで札幌の放送局HTBで行うことになり、パネリストの一人に私が選ばれた。

政治家・評論家・大学教授らに混じって、北海道の未来などについて論戦を行う予定だ。

今日の午前中、担当のプロデューサーが帯広の我が社を訪れて来て、打ち合わせを行った。

司会は、全国版と一緒の田原総一朗氏である。手短に適切に話さないと途中で切られてしまうだろうから、かなり難しいだろうなぁ〜。

全員が同じ様な意見ではもとより論戦にならないし、他人の意見に流されて自説と違うことは言いたくないし、他人の話にすぐに割り込んで来る政治家らと同じ土俵で論戦するのは、結構シンドイかもネ・・・。

まぁ、私は素人なんだし、政治の細かい事を知らなくたって恥にはならないだろうと軽く考えていたが・・・。

これから少しは勉強しておく必要があるだろうなぁ〜。

まぁ、何とかなるだろう!


■2010-07-27-Tuesday マイヒストリー18

シンガポールの屋台を視察してきて、

私なりに考えをまとめたので、まずは帯広警察署と帯広保健所に行って話を聞いてくることにした。

条例というのは地域によって違いがあるからまずは帯広の条例がどんなものかを調べようと思ったのである。

この辺りのことは拙著「北の屋台繁盛記(メタブレーン社刊)」に詳しいのでここでは軽めにしておく。

警察の方は公道ではなく民有地を使うという方法をとることで2回でクリアできたのだが、保健所の方は難しくて、民有地でも屋台はダメだと言われ、その後十数回も通うことになるのだ。

実はこの時点(11月中旬)で残された時間はあまりなかった。3月末日までに報告書を作成しなければならないからだ。「屋台でまちづくりを続けるためには、法律を完全にクリアした方法を見つけださなければ認められない」その肝心の方法がなかなかみつからないのだ。

何としても年内に方法だけでも発見しておかないと、先へ進めなくなってしまう。

毎日毎日、朝から晩まで、屋台を合法的に運営できる方法を考えに考えた。思いついたらすぐに保健所に飛んで行って説明をする。そのつど、ダメ出しをされてはスゴスゴと引き下がることを何度も何度も繰り返していたのである。

これまでにも全国各地で「屋台を使ったまちづくりプラン」が発案されて一時的には皆、盛り上がるのだが、やがては仙台のように法律の壁にぶつかってしまってとん挫してしまう例があることも判ってきた。

調べれば調べるほど、最初は屋台で盛り上がっていた仲間達は、「やっぱり無理なのかぁ〜」と段々諦めムードが漂い始めて、会議への出席者数も激減し出したのだ。

こうなると意地でも法律をクリアする方法を見つけてやろうと奮い立った。

ここで私の趣味のマジックが活きたのである。

マジックのタネを考案する際には、あらゆる角度から方法を検討するのが常である。お客さん側から見ると現象面では同じ様に見えることでも、演技者側からすればその方法は何十、何百種類もあるのだ。だから、マジシャンにとって方法を一つや二つ否定されたくらいではビクともするものではない。

しかし、さすがに自信満々で保健所に持っていったプランが否定された時には少々メゲてしまった。前回の視察で見てきた呉の屋台と自動車の屋台をドッキングさせるアイデアであったが、これもあっさりと否定されて、いよいよアイデアに詰まってしまったのだった。

このアイデアが否定され、屋台(TKLと兼用)の事務所に戻って説明した時には、仲間の連中も「もはやこれまでか〜」と諦めたのだった。

詰まった時には原点に帰るのも方法の一つである。このままでは諦めきれない私は、徹底的に福岡の屋台を調べようと一人だけでもう一度福岡に飛んだのである。

たった1カ月前(10月21〜25日)に17名で視察した時には気が付かなかったことが、二度目に行った時には見えてきたのだ。問題意識の差とでも言おうか。気楽な物見遊山的視察では見えていなかった部分が明確に見えてきたのである。

最初に行った時には、屋台の本体はリヤカー部分だと思い込んでいた。しかし、保健所に通う内に、法律上(食品衛生法上)は「屋台には屋根と(三方を囲う)壁」が絶対に必要なのだということが判ったのだ。つまり、リヤカーは屋台の本体である屋根と壁を営業場所まで運ぶためのもので、それを利用して合理的に客席や調理場を作っているのだということ等が判ったのだ・・・。

思い込みが思考の邪魔をしていたのだ。福岡の屋台の組合長さんや駐車場のオーナーにもインタヴューをして、やはり、あらゆる角度から見なければならないのだなぁということを痛感したのだった。

そして、福岡の屋台店主たちにも変な思い込みがあることも判った(これ以上書くと私の講演を聞く必要がなくなってしまうので詳しく書くのはこの辺でやめておこう)。

とにかく、二度目の福岡視察で、新しい発見や発想が実に多く生まれた。机の前でアイデアに詰まった時には現場に出向くのも良い解決法だ。

その新しいアイデアを絵と模型にして保健所に持って行ったら・・・。(つづく)


■2010-07-28-Wednesday 商店街シンポジューム

帯広のホテルで27日15:00〜

「元気おびひろまちなか商店街再発見シンポジューム」が開催された。

基調講演は日本政策投資銀行の藻谷浩介さんである。この方は私を「観光カリスマ」に推挙して下さった方である。

また、長崎県佐世保の商店街連合会会長の竹本慶三さんも近況報告をするという。この方は以前から一度お会いして話をしたいと思っていた方なので、ご挨拶がてら、何としても時間を作って聞きに行かなければならないと思ったのだ。

藻谷さんの、具体的な数字を挙げての帯広市の分析はとても面白かった。「デフレ不況の原因は、高齢化社会にある」との指摘である。

私も「十勝環境ラボラトリー」で帯広市の中心街活性化の為の「都市構想プロジェクト」を担当して、大学教授らと帯広市の将来像を探っていたので、人口が減少する高齢化社会における都市は、コンパクトシティ化しなければ、早晩、崩壊するということは理解していたし、また、帯広市や商工会議所などにも、私達が作成した「提言書」を配って、警鐘を鳴らして来た。

しかし、誰一人として耳を貸す者はいなかったのだ。

この日、会場に居たNPOの人からは「坂本さんの書いた提言書の内容と藻谷さんの言われていることは、まったく一緒の結論ですね!」と言われたが、まさしくその通りなのだ。その他の聴衆はそんな事にも気が付いていない様子だ。

地域に暮らしていて、その地域を良くしようとする人間の言うことには耳を貸さずに、有名な人の話には「ナルホド!」と感心する。

でも感心するだけで、実際の行動にはサッパリ生かさないけどね・・・。

山と海に挟まれて、言わば天然のコンパクトシティとでも形容できる佐世保の政策と、このだだっ広い帯広では、大きく異なる。

広いからこそ、行政の「まちを広げ過ぎないぞ!」という強い意志が必要なのだ。

雪の降る十勝で、これだけ街を広げたら、除雪・道路舗装・電気・上下水道の設置・維持の費用が嵩む。人口が少なくなっていくのに、誰がそれを払うんだ?

おまけに、郊外にショッピングセンターなんてものを造るから、中心街が廃れるのだ。帯広市の固定資産税の70%程度(私の推計)を中心街で支払っているというのに、中心街が廃れたらこれまた誰が負担するんだろう?

誰が考えたって無理なことを、行政に携わる人間が判らないなんて・・・。

暗澹たる気持ちに拍車が掛かった。


■2010-07-29-Thursday マンゴー

沖縄在住のマジックの兄弟子の佐喜真学さんからアップルマンゴーが届いた。

佐喜真さんは、私と同じ師匠である故ジミー忍(後に、聖忍と改名)師に師事した先輩である。

プロになることを夢見て実現出来なかった私と違い、大学卒業後に「美地学」という芸名でカンフーとマジックを組み合わせたオリジナルマジックを演じていたし、マコママと二人で「ザ・スティング」というコンビを組んで活躍していた。

その後、プロマジシャンをやめて故郷の沖縄に戻り、現在は経済人として活躍している。

私の大学卒業後は北海道と沖縄という北と南のはずれで会うこともなかったが、北の屋台をやる前年の2000年に沖縄に市場の視察に行った時に連絡を入れて、久し振りに再会してからメールのやりとりをするようになったのである。

2007年7月14日に東京で行われたジミー師の13回忌でまた久し振りに会って、「近い内に夫婦で北海道旅行に行くからよろしくね」との約束をして、10月中旬に夫婦で十勝に遊びに来られたのであった。

その時に、お土産に頂いたマンゴーがものすごく美味しかったので「私はメロンを送るから、佐喜真さんはマンゴーを送ってくれないか?お互いに名物を交換し合わないか?」ということになったのである。

以来、毎年この時期になると美味しいマンゴーが届くようになったのである。

南国のフルーツは独特の香水のような匂いがあって、甘くてとても美味しい。北海道では美味しいマンゴーが手に入らない。

鹿児島からの枇杷と沖縄からのマンゴー、これはとても美味しくて嬉しい交換なのである。


■2010-07-30-Friday 不思議な事件?

東京都足立区で111歳の老人が・・・、

7月22日に111歳を迎えたことになっている男性が28日に自宅で白骨化した遺体で発見され、死後数十年以上が経っているというニュースを見た。

???最初は意味が判らなかった。

一緒に暮らしている家族は長女が81歳、その夫が83歳、その他53歳と49歳の孫がいるが、この家族の説明がこれまた???なのだ。

曰く「即身成仏する為に自部屋に籠って、食事も水も摂らなかった」と言うのである。恐いおじいさんで恐ろしくて家族は部屋に近づけなかった」と言うが、食事も水も与えなければ人間がどういうことになるのかは誰にだって判るはずだ。

民生委員が自宅に訪ねて来ても「会いたくないと言っている」と追い返し続けていたというから???。

その割には2004年8月に亡くなった妻の遺族年金940万円が振り込まれている銀行口座から270万円が引き出されているともいうから、ますます???。

白骨化した遺体の側には32年前の1978年11月の新聞があったというから32年前に既に死亡していた可能性もあるという。

もし1978年に夫が既に死亡していたのなら、妻の年金を(夫が生きていることにして)申請すること自体が年金詐欺にあたるだろう。

ヘンテコリンな宗教なのか?

それとも単なる年金詐欺なのか?

それともボケて暴れる老人を軟禁しての殺人事件なのか?

ウ〜ン不思議な事件である。


■2010-07-31-Saturday この日は

昼に映画「インセプション」を、

妻と観て来た。レオナルド・ディカプリオと渡辺謙が主演する話題の映画である。

監督は「バットマン・ビギンズ」「ダーク・ナイト」「プレステージ」などのクリストファー・ノーランである。

「プレステージ」という作品の主題がマジックであったのでこの作品は観たが、バットマンシリーズは暗そうだったので観ていなかった。

この「インセプション」はテレビCMで街が立ち上がってきたりする映像がとても面白そうだったのと、難解だという前評判があったので、逆に観てみようという気になったのだ。

夢の中に進入して、情報を盗み出す企業スパイみたいな仕事をしているディカプリオが、日本人の大金持ちの渡辺謙からの依頼で、夢の中の潜在意識に「ある意識を植え付けてきて欲しい」というミッションに挑戦するという映画である。

監督の発想自体はユニークで面白かったが、「潜在意識にこの程度の意識を植え付ける」ことに、果たしてこれだけの危険とお金を掛けるものなのだろうか?という疑問が湧いてしまった。潜在意識なのだから、それが思惑通りに実行されるという保証はないだろうと感じてしまったのである・・・。

映像はとても面白かった。夢の中の不思議な感覚が良く表現出来ていると思うが、夢の中の夢や、他人の夢に、別の他人の夢が入り込むなど、複雑過ぎて、最初から気を張り詰めながら観ていないと、一瞬でも気を抜いて観ていると、訳が判らなくなってしまいかねない。事実、私達の後ろの席の男性はいびきをかいて寝ていた。

最後のシーンがとても思わせ振りで、観客の考え方に任せるスタイルだが・・・。

この日は、帯広の森野球場で2年振りに「日本ハムVS西武」戦が行われていた。

野球を観に行った訳ではないが、妻が夜に「札幌の日本ハムファイターズの女性応援団と帯広の商工会議所女性部との懇親会」に呼ばれて出掛けていったので、私は自宅でソーメンを茹でて一人寂しく食べていたのだ。

妻が帰宅してきてから「西武の工藤公康投手の奥さんからメールが入っている」と言う。

工藤投手の娘さんが、私の娘がキャプテンを務めているフィギュアスケートの団体競技「シンクロナイズド・スケーティング」のチーム「神宮アイスメッセンジャーズ・グレース」に所属しているのだ。

今年4月にアメリカのコロラドスプリングスで開催された世界選手権の応援に妻と私が行った際には、工藤投手の奥さんと一緒だったのだ。

この奥さんという方がとても気さくな方なのである。

工藤投手自身もオフの時には、自動車で娘たちの送迎をしてくれているのである。その縁で、奥さんから「工藤の携帯に電話してみて下さい」とのメールが入っていたのである。

電話してから、喜び勇んで二人で出掛けたのだ。

明日もデーゲームがあるので外には飲みに出られないというので、ホテルの喫茶で80分程コーヒーを飲みながら、話をさせてもらった。

さすが、現役最年長の投手である。普段からの鍛錬と節制がなければとても47歳という年齢までは続けられないだろう。

とても穏やかな話し方をする方だし、野球よりも娘たちの話でおおいに盛り上がったのだった。

帯広は初めて来たということだ。現役を引退したらこういう場所に暮らしてノンビリとゴルフでもしたいと言っていた。その時には一緒に回りましょうと約束して別れた。

娘のお陰で、思わぬ縁が出来たものだ。