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観光カリスマ
坂本和昭のブログ


■2018-05-06-Sunday クメール王朝の謎

先日は、アイヌの埋葬の件を書いたが・・・。

この謎を私なりに究明してみたくなって、今日は、年表を書いて考え直してみたのだ。

すると、又、別な事を思い付いたのである。

ジャヤヴァルマン7世  1125−1219年頃 大乗仏教

インドラヴァルマン   1220−1243   仏教を信奉

ジャヤヴァルマン8世  1243−1295   シヴァ神を篤信

シュリンドラヴァルマン 1295        仏教 7世の娘婿

と云う順番である。

通説では、ヒンズー教であったクメール王朝を、J7世王が宗教改革を行って仏教に替え、クメール王朝の最隆盛期を迎える。その後のI王も仏教を引き継いだ様だが、その後のJ8世王が仏像を破壊させてヒンズー教に戻した。J7世王の娘婿のS王が力ずくでJ8世王を退位させて仏教に戻す。となっている。

しかし、これを調べていて不思議に感じたことがある。J8世王は、J7世王の業績を嫌って破壊したことになっているが、果たして嫌っている王様の名前を継承するものだろうか?逆に尊敬していたからこそ同じ名前を継承したのではないだろうか?

J8世王が篤信したと云うヒンズー教の最高神のシヴァ神は「世界が終わりに近づいた時にもう一度この世界を作り直すために、 いまあるすべてのモノを破壊して0(ゼロ)に戻す」能力を持っている神である。

この能力が、どうも頭の片隅に引っかかるのだ。

どうも本当の悪役はジャヤヴァルマン7世と8世の間に居る「インドラヴァルマン王」なのではなかろうかと感じるのである。

I王は、呪術を使ってJ7世王に何等かの「呪い」を掛けたのではないだろうか?と推論してみた。どの様な呪いなのかは分からないが、おそらく仏像などに・・・。

J8世王は、その「呪い」を解くために「シヴァ神」の「破壊能力」に頼るしかなかったのではないだろうか?そして仏像に掛けられた呪いを封印する為に仏像を破壊し埋めたのではなかろうか?

その行為が、激し過ぎたのか、または呪いが封印されたと解釈したのか、J7世王の娘が婿のシュリンドラヴァルマンをけしかけてJ8世王を力ずくで退位させて、再び仏教に戻したというのが、私が想像したストーリーである。

科学がこれだけ進歩した現代であっても、現代人は「呪術」に囚われている。日本人の「言霊(ことだま)」も「まじない」も日本人に染み付いている。ましてや12世紀当時の人間ならば、間違いなく「呪術」に大きく左右されているし、信じ込んでいるはずだ。I王に依ってJ7世王が始めた仏教に掛けられた「呪術」が国を危うくすると本気で信じれば、その仏教関係物をことごとく破壊するように命令を下すかもしれない。

私は、インドラヴァルマン王が「呪術」を操る邪悪な王だったのではなかったか、そして、その呪いを解こうとしたのがジャヴァルマン8世だったのではなかったかと推論する。そうすと、スッキリするのだが・・・。