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観光カリスマ
坂本和昭のブログ


■2018-09-03-Monday 16mmフィルム

8月10日に届いた古〜い16mmフィルムに

何が映っているのかの確認がようやく出来た。

映画の最初に出てくる字幕を書き留めた。

タイトルは「世界の魔術(これは映画の為のトリックではありません)」

出演者は「ケン・リトルウッド」と云うマジシャン

アシスタントは日本人の女性で「黒川昭代」

製作社は「朝日興行社」と「東宝芸能社」

背景は「幕」であるから、何処かの劇場のステージ上であると思われる。

白黒映画で上映時間は19分間である。BGMが流れているが、実際の演技の音は入っていない。

燕尾服にシルクハットにステッキの正装姿の男性(マジシャン)が酔っ払っているかの様なフラフラした演技で、ステッキをシルクに変え、タバコを出して葉巻に変え、それを更にパイプに変えて、そのパイプが指の間で4本のパイプに増加したり減少したり・・・。

シンブル(指貫)の増減、シルク→玉、玉を口の中に入れては、あちこちから出したり、口中の玉を紙テープに変えて長く引っ張り出す、またタバコを出して、今度はロウソクに変え、左右の指の間で8本に増したり減らしたり、ロウソクを大パイプに変える。

場面が変わって、数本のステッキのプロダクション、新聞紙の復活、コインプロダクション、タバコ→マッチ→花、最後は女性の助手の胸からブラジャーを抜き取って終わり、ここまではステージのスライハンドマジックの演技である。

次は同じ場所であるが、大掛かりなイリュージョンマジックである。3本の剣の上に女性の助手を乗せて、2本の剣を抜き取り、首の1本で支える人体浮遊術である。このマジックでお終い。

場所は、同じ劇場の様だが、3回のステージを1本にまとめた様である。

42年程前に、師匠のジミー忍から、ケン・リトルウッドのマジックのビデオを見せてもらった記憶がある。今回の16mmフィルムのモノとは別物であるが・・・。

私のデビューは「ステッキのプロダクション」であった。ケン・リトルウッドが何本もアピアリングケーン(出現するステッキ)を出すのを見て刺激を受けたのである。

ケン・リトルウッドは日本には、何度か来日はしている様だが、何年の来日時の映像なのかは表記されていないから分からない。

おそらく、このケン・リトルウッドの演技を見た後で、マジック本の「奇術研究」を出版したりマジック道具を販売していた「力書房」が「増加するパイプ」や「増加するロウソク」などの道具を売り出したのだと推測できるから、そうなると昭和34(1959)年以前の来日時の映像なのではないだろうかと思っているが・・・、誰か分かっている人が居たら教えて欲しい。

貴重な映像ならばDVDにダビングして保存しておこうと思っている。