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観光カリスマ
坂本和昭のブログ


■2020-06-25-Thursday コロナ対策

西村康稔担当相は24日の記者会見で、

新型コロナウイルス対策の専門家会議を廃止して、代わりに「新型コロナウイルス感染症対策分科会」を新たに設置する方針を明らかにした。

専門家会議廃止の理由について「会議が法律に基づくものでなく、位置付けが不安定だった」と説明。今後はワクチン接種の優先順位なども課題になると指摘し、「感染症の専門家だけでは決められない事柄も出てくる」と語った。

新しく設置される分科会は、改正新型インフルエンザ対策特別措置法に基づく有識者会議の下部組織として位置付けられ、感染症専門家の他に、地方自治体の代表や危機管理対応の専門家らの参加も求めると云う。

新型コロナ専門家会議の廃止は、同会議のメンバーが24日に「(助言組織と)政府との関係性を明確にする必要がある」とした提案書をまとめたことを受けた措置だと云うのだが・・・。

この廃止の発表と同じ頃に、テレビで会見をしていた専門家会議の尾身副座長は、記者からの質問で廃止を知らされたが、どうやらこの廃止を知らなかった様子であるから、事実上は政府にクビにされたと云うことなのかもなぁ〜。新しい分科会は、7月上旬にも初会合を開くと云うことだ。

この専門家会議の最大の問題点は、「8割おじさん」こと北大の西浦教授が専門家会議の承諾を得ずに勝手に行った暴走会見であろう。

彼は専門家会議の正式なメンバーではなく厚労省のクラスター対策班のデータ収集の担当でしかなかったのだが、3月上旬にヨーロッパで感染爆発が起こったのをみて危機感を強めて、3月19日の分析・提言で、人口の79.9%が新型コロナに感染するという「オーバーシュート」というシミュレーションを発表した。

日本の人口は約1億3千万人であるから80%は約1億人になる。致死率をヨーロッパ並みの0.5%とするとおよそ50万人が死亡することになる。

このときのモデルが、その後も使われて、その後「42万人死ぬ」というシミュレーションになったのだが、当時これを批判したメンバーは専門家会議には居なかった。西浦教授が1次情報を独占していたため、専門家会議には批判が出来なかったのだと云う。

この「オーバーシュート」の数値に東京都の小池知事が目をつけて、3月25日には西浦教授と一緒に記者会見をやって「感染爆発の重大局面」だと強調して、政府を突き上げた。それまで何等の対策もしていないくせに・・・。

それにあおられたように安倍首相が4月7日に緊急事態宣言を出したときに「東京の感染者が1カ月後に8万人になる」と述べた根拠も、西浦教授のシミュレーションであったと云う。

この頃から西浦教授は専門家会議を飛び越して、首相官邸に直接影響を与えるようになったのだと云う。

特に大きな反響を呼んだのは、彼が4月15日に厚労省クラスター対策班として行った記者会見である。

ここでは「85万人が重症化して、その49%が死亡する」と発表した。これが「42万人死亡説」として大きな反響を呼んだのである。

6月24日現在の日本の新型コロナ死者数は1000人弱である。42万人との400倍以上の違いは単に「計算違い」でしたとしてすまされる問題ではないだろう。この計算が接触「8割削減」という専門家会議の提言の根拠になったからだ。

最大で日本人の42万人が死亡すると云う数字が、志村けんなどの死亡との相乗効果もあって、日本人の深層心理にコロナウィルスに対する強烈な「恐怖心」を刷り込ませたのではないだろうか。

新型コロナは指定感染症なので、患者はすべて(無症状でも)感染症指定医療機関に2週間入院させなければならない。これは1月末に指定したときは合理性があった。コロナの感染力は強く、一般の病院では対応できないと考えられたのだ。これは新型コロナウィルスの性質がまだまったく分かっていない段階であったのだから妥当な政策であったと思う。

しかしマスコミがやたらと危険を煽った為に、普段の何倍もの患者が指定医療機関に押し寄せて、大病院の外来がパンクし、緊急手術以外の手術は出来なくなったと云う。

他方、開業医の病院には感染を恐れて患者が寄りつかず、ガラガラになったと云う。私の様な病院嫌いとは違って、治療が本当に必要な患者が診察を受けずに、手遅れになって死亡したケースも多いと思われる。

私としても、もしも私が感染して、会社や立ち寄った先などに、消毒や営業停止などの迷惑を掛けることは憚られる。それが嫌だから、まだ自粛しているのだ。コロナが怖いわけではないのである。

まずは、新型コロナウィルスを「指定感染症」から外して、インフルエンザと同じような病気と認定することであろう。

現在の、新型コロナに感染したら2週間ほどの隔離や、感染者が出入りした場所を徹底的に消毒をしなければならないというのは、現在の日本の感染状況や死亡者数をみたら、対策が過剰過ぎるであろうと思う。

検査数が少ないから、どれくらいの潜在的感染者が居るのかは不明なのであろうが、ここ最近は、東京で50人程度、その他の地域では数人程度の感染者数でしかないし、死亡者数も少ない。

感染症の学者は、いわゆる「専門バカ」と云われる部類なのでないだろうか?感染を完璧に防ぐことなど出来はしないのだ。経済活動や文化活動などを、この程度の感染症で破壊してしまうのは、取り返しのつかない愚行である。

このままでは、倒産・廃業・失職での自殺者が数1000人規模に膨れ上がってしまう。コロナで死んでも、自殺をしても、どちらも同じ命である。

だが、依然として今日も、テレビのワイドショーでは、まだコロナウィルスへの恐怖心を煽り続けている。メディアはこの国を破壊したいのであろうか?